天賦の才

馬鹿の一つ覚え、ということわざがあるけれども、私は何かを日々積み続けることが苦ではないのです。やっても意味がないのではないかなどと可能性を迷ったりすることはあまりなく。身体を使う仕事で、腕も脚も脳も全て筋肉だから、マッスルメモリーに刻むまではどうにもならないという実感があるからでしょうね。ただし、”自らやると決めたら”なので、なかなか座位での勉強系には適用されないのが残念なところ(笑)。

到達したクオリティ

馬鹿の一つ覚え、とはとてもいい言葉だなあと思う。
一つ覚えたことを一生懸命やったらどうなるか。それしかできないのではないのです。たった一つのことでも、とことんクオリティを上げると、それは売り物になる。たった一つのことでも、到達したクオリティがその人の全世界のクオリティになる。だから、何かを始めるときには、一つ覚えれば万能な基礎とは何か?をまず見極める必要があります。

クオリティ、って自分では測れないような気がするけれどもそんなことはないのです。どんどん、それが楽にできるようになっていくし、より細かく堪能できるようになっていくから、おそらく自分が一番よくわかる。単純に言えば楽しくなる。

メッセンジャーの成長

あしおとでつながろうプロジェクトのメッセンジャーたちが、体験を重ねてその域に入ってきました。3/22ライブ後記
誤解を招きやすいことなので、何度でもいうと、私は先生として彼らに何かを教えているのではないのです。リズムやダンスに関して同じクオリティで遊べる仲間を増やそうとしているのです。あれだけのパワーを秘めた彼らとともに、それが触発しあい弾ける素晴らしさを想像してワクワクする!!

私は、メッセンジャーたちと対等に表現し合うために、常に自らに正直におどりまっとうしなくては!と、彼らの笑顔から叱咤激励されています。

天賦の際はみんなにある

多くの人は、無意識に(このくらいでいいや)と納得してしまうようですが、知的障害があると言われる彼らにはそういうところがありません。やると選択したら、徹底してやり続けられる。この性質が今の社会では障害となってしまうのはなぜか。
人の性質は、生まれ持った天賦の才。
素晴らしい能力として世に開いていけたら、素晴らしい瞬間が多くの人の心を解放するような気がしています。

そして、そんな瞬間の積み重ねが、いずれ、世界の平和につながっていくと思うのです。

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