心がじわじわとする。
感動していると言えば陳腐だし、泣きそうと言えば悲しげだし、よくわからない、と言っておくのが便利な気がする。
クラウドファンディングもあと3日、27日の23:59までである。
応援するよと言って、行動で示してくれる方がいて、本当に力強い。そんな方々により。誰かのチャンスが増えていく。
「あなたの楽しむ姿が誰かを元気にします!「河童ブギウギ」で笑顔を集めて世界に発信プロジェクト」
今朝、一昨日開催された「即興劇 HARMONY」の後記を書いた。この記事を書いたときにも心はじわじわとして、映像を見てもまた心じわじわとする。これをなんと呼べば良いのか、本当、よくわからない。ただ、ずーっと”無理じゃん”と言われながら押し続けてきた大きな岩が、少し動き出したように感じている。
いくつかのイベントや日々の仕事を横断しながら、私は一人の人であるけれども、過去や未来のつながりの中でいくつもの側面を持っていて、きっと誰もがそんなふうにキラキラと、当てられる光によっていろいろな顔を見せるのだろう。
移動中に「薄情/絲山秋子」を読んだ。
この作者のもつ痛みは私に近く、昔から、読んでは数年距離を取るようにしてきた。
痛みにも光を当てて仕舞えばいい。それだけのこと。しかし決して他人に向けずに、自らすること。
痛みも楽しみも、同じなのだ。