素敵な場所

この12月から、新たな役割を担わせていただいています!

場づくり

私はタップダンサー・振付家として、「創作による擬似体験の場づくり」を仕事とし、またこの10年はNPOあしおとでつながろうプロジェクトで、障害があるといわれる若者や属性の違う人々が共通体験を楽しむ「表現による交流の場づくり」もしてきています。

そしてこのたび「本当にある場所の場づくり」のオファーをいただきました!
準備段階として、日々地道な積み重ねを始めているところです。

木材から多様性を学ぶ

木や植物は私にとっては友達兄弟であり、これまではタップ板という仕事の相棒として古材を集めその響きを愛してきました。質の良いタップのための無垢板材の入手困難から日本の林業衰退を知り、この風土そのものについて、心配に思ってきました。

また、解体の決っている古い木造家屋を転々とし、昔は贅沢ではなかった職人さんの手仕事による建具に囲まれて暮らし、電気のなかった時代の暮らし方を参考に、循環するナチュラルライフを遊んできました。ふと目についた荒れている空き地や小さな裏庭で、ゴミを掘り起こして、堆積したものの掃除をしたりして、水脈や通気を整えていました。
古いブログ「無意識

自然を眺めていて、木や草の在りようから学ぶことはとても多く、環境や多様性とはどういうことかを草木と猫から学んできように思います。シングルマザーとして鎌倉の屋外自主保育に参加し、鎌倉の里山で、自然と人の関わりと成長を目の当たりにしたことでも、基本的な行動基準が身についていたのでしょう。
この多様性の尊重は、私のワークショップや創作活動の基本にもなってきました。

願いから一歩

そんな暮らしをしている中で、私はほんの時折「お山が欲しい」と言葉にしてきました。
(手入れのできなくなっているお山や森を、誰か使わせてくれないだろうか?人を集めて歌い踊り、互いに学びわかちあえるような自然の場があったらなあ!)これは私の中に子どもの頃から埋まっていた願いでもあり、日々、そのイメージの実現を描いて落ち葉掃きを楽しんできたようなところがありました。

この度始まった、本当の場とのおつきあいでは、そんな願いが一歩進むための役割をいただいたようです。(そんなにいうなら場をつくるってやってご覧)って天から訪れたチャンスなのかな。不思議なことに、さまざまなご縁が巡り巡って再会も生まれています。

こちらの場には美しい景色が多く、これまでに関わってきた方々が注がれてきた深い愛情を、丁寧に掘り出しているところです!日々の小さな積み重ねから、素敵な空間が現れてきます!

詳しくはまた、ご案内させていただきますね!
お誘いできる時を楽しみに進めて参ります!

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